2018年07月12日
自衛隊を考える
はい、皆さまこんばんわー!
先日の豪雨による災害で被害に遭われた方々。
心よりお見舞い申し上げます。
例によって自衛隊にも災害派遣要請があり、自衛隊の方々が救助や復旧に尽力されております。
しかしながら、この数年…いやもっと以前から自衛隊の予算は削られていることをご存知でしょうか?
確かに予算としては今年も微増ではありますが、金額面では増えています。
しかし!現場の自衛隊員の方々は想像以上に大変な思いをしています。
例えば。自衛隊車両の移動は原則、高速道路を使用出来なくなりました。経費を減らせ!との上からの命令です。言われてみれば最近、高速道路で自衛隊車両を見かけなくなりました。
数百kmの移動も下道です。
あのトラックに十数人も乗せられ、ロクにサスペンションも効かないトラックで…。
演習場に着く頃にはヘロヘロですよ。
演習場だって使える時間は限られているのに、ちゃんとした訓練も出来ませんよ。
敵と戦う前に負けてますよ。
予算を貰えないから車両の整備も行き届かない、修理も出来ないで動かせない車両も沢山あるそうです。
更には官舎ではトイレットペーパーでさえも自腹。
自衛隊に入れば衣食住が付いてるからお金貯まる、なんてのは全て昔の誘い文句。
衣料費、官舎費、医療費等々全て引かれた額がお給料。
だから一般の公務員よりお給料はとても低い。
酷い話です。
災害派遣要請があるってことは人命救助も含まれます。
72時間がリミットと言われてるのに高速道路も使えず、
トラックの荷台で何十kmも一般の車両と同じように走ることを強いられ、着いた頃には既に移動によって疲弊してるなんて…。
迷彩服も予備は自腹だそうですよ。
中には新品の購入も出来ず中古だったりするらしいです。
本来なら自衛隊は災害救助隊ではないのに。
侵略してきた、攻撃してきた敵から日本という国と人を守る為の組織なのに。
経費削減とか言ってロクに訓練も出来ないなんて。
こんなのほんの一部です。
書いたらキリがない程です。
こんな現状で、自衛隊に入ろうと言う人が増える訳ありませんよね。
ガッチリ予算を組んで、ガッチリ訓練して貰い、自信を持って使命を果たしていただきたいです。
軍事国家したい訳ではなく、せっかくの国防組織なのですから、隊員の方々のヤル気を削ぐような事はやめてほしいです。

